台湾旅行で本当に役立つ便利アプリ12選!移動から決済まで完全網羅

久しぶりの台湾旅行に向けて準備を進めているけれど、現地での移動手段や言葉の壁に少し不安を感じてはいませんか。台湾は日本と似ているようでいて、独自の交通ルールや習慣が存在します。

「バスに乗る時は手を挙げないと止まってくれない」「人気店の予約は電話ではなくアプリが主流」といった現地の常識を知らないと、思わぬところで時間をロスしてしまうことも少なくありません。

しかし、スマートフォンが普及した今、台湾旅行に関する便利アプリを事前にインストールしておくだけで、現地の滞在が驚くほど快適かつスムーズになります。

特に地図アプリのオフライン活用や、複雑なバスの乗り換え案内、そしてメニューの翻訳機能は、iPhoneやAndroidを問わず、もはやパスポートと同じくらい重要な「必須のツール」と言えるでしょう。

私自身、初めて台湾を訪れた時はガイドブックだけが頼りでしたが、今ではアプリを駆使することで、まるで現地に住んでいるかのように自由自在に街を歩けるようになりました。

この記事では、私が実際に何度も台湾を訪れ、現地で使い倒して厳選した、本当におすすめできるアプリケーションとその具体的な活用法をわかりやすくご紹介します。

単なるアプリの紹介だけでなく、「どのタイミングで」「どう組み合わせれば」最大限の効果を発揮できるのか、実践的なテクニックまで踏み込んで解説していきます。

この記事でわかること
  • 台湾の複雑な交通事情を解決し、迷わず目的地にたどり着くための最適な移動系アプリの選び方
  • 言葉がわからなくても、地元の人気レストランの予約や注文がスムーズになる具体的な方法
  • ネットが繋がらない場所でも困らないためのオフライン対応や、事前の通信環境への対策
  • 台湾ならではのレシートくじやシェアサイクルなど、旅の楽しみを広げるローカルアプリの活用術
目次

台湾旅行の移動に欠かせない便利アプリ

台湾、特に台北などの都市部は交通機関が非常に発達しており、MRT(地下鉄)、バス、タクシー、シェアサイクルと選択肢が豊富です。しかし、その分だけ路線が複雑に入り組んでいたり、バスの利用ルールが日本と大きく異なったりするため、旅行者が戸惑うポイントも多いのが現実です。

でも安心してください。現地の事情に特化したアプリをスマートフォンに入れておけば、複雑な路線図も乗り換えのタイミングも全て手元で確認でき、まるで地元の人と同じようにスムーズに移動できるようになりますよ。

地図はGoogleマップとオフライン活用

地図はGoogleマップとオフライン活用

台湾旅行において、まず基本中の基本となるツールがGoogleマップです。お店の場所や営業時間、ユーザーの口コミ確認はもちろん、電車やバスを使ったルート検索の精度も非常に高く、これ一つあれば大抵のことは解決できると言っても過言ではありません。特に台湾では、「バス停の位置」や「お店の移転情報」などがGoogleマップ上で頻繁に更新されており、最新情報を得るための信頼できるソースとなっています。

しかし、台湾旅行で私が特に強くおすすめしたいのが、「オフラインマップ」機能の徹底活用です。台北市内であればフリーWi-Fiやデータ通信が安定していますが、九份(ジォウフェン)や十分(シーフェン)、あるいは阿里山といった山間部の観光地では、電波が不安定になったり、圏外になったりすることが珍しくありません。

また、レンタルしたポケットWi-Fiのバッテリーが切れてしまったり、eSIMの設定がうまくいかなかったりといったトラブルも、旅先では十分に起こり得ます。

そんな時、オフラインマップを事前にダウンロードしておけば、インターネット接続がない状態でも、GPSを使って現在地を正確に把握し、目的地までのルートを確認することが可能です。「道に迷ったけれどネットも繋がらない」という状況は旅行者にとって最大の恐怖ですが、この準備さえしておけば、どんな時でもホテルに帰ることができるという安心感は計り知れません。

Googleマップのオフライン活用手順

日本にいる間、またはホテルのWi-Fi環境下で以下の設定を行っておきましょう。

  1. Googleマップアプリを開き、右上のプロフィールアイコンをタップします。
  2. メニューから「オフラインマップ」を選択します。
  3. 「自分の地図を選択」をタップし、台北や高雄、台南など、訪れる予定のエリアが枠内に収まるように縮尺を調整します。
  4. 「ダウンロード」をタップします。データ容量が大きいため、必ずWi-Fi環境で行ってください。

ダウンロードした地図データは通常1年間有効ですが、出発直前に「更新」をタップして最新の状態にしておくことをおすすめします。

また、都市部を離れてハイキングや自然散策を楽しみたい方には、MAPS.MEというアプリも併せておすすめしています。Googleマップには表示されないような細い山道やトレイルコース、公衆トイレの場所などが詳細に描画されており、アウトドア派の旅行者にとっては強力な味方となります。

MAPS.MEは元々オフライン利用を前提に設計されているため、動作が軽く、バッテリー消費を抑えられる点もメリットです。都市部はGoogleマップ、山間部はMAPS.MEと使い分けるのが、賢い旅のテクニックです。

台北MRTの路線図や乗り換え検索

台北観光の最大の足となるのがMRT(地下鉄)です。安くて清潔、そして時間に正確なMRTは旅行者の強い味方ですが、路線が色分けされていて乗り換え駅が多かったり、駅構内が広くて出口が複雑だったりと、初めての方には少し難しく感じる部分もあります。Googleマップでも乗り換え検索は可能ですが、私は公式アプリである「Go! Taipei Metro(台北捷運 Go)」の併用を強くおすすめしています。

なぜGoogleマップだけでなく公式アプリが必要なのでしょうか。その最大の理由は、このアプリにはGoogleマップには載っていない「駅の詳細な出口情報」や「トイレの位置」が網羅されているからです。台北のMRT駅は出口が非常に多く、例えば「台北駅」や「忠孝復興駅」などの巨大な駅では、間違った出口から出てしまうと目的地までかなりの距離を歩く羽目になります。

また、大きなスーツケースを持っている旅行者にとって、どこの出口にエスカレーターやエレベーターがあるかは死活問題です。このアプリを使えば、「エレベーターがある出口」を瞬時に特定できるため、重い荷物を持って階段を上り下りする苦労から解放されます。

トイレが改札の中か外か、一目でわかる

MRTの駅には必ず清潔なトイレがありますが、駅によって「改札内」にある場合と「改札外」にある場合があります。「Go! Taipei Metro」ではマップ上でトイレの位置が明確に示されているため、「改札を出てしまったのにトイレは中だった!」という失敗を防ぐことができます。これは地味ですが、実際に利用すると非常に助かる機能です。

さらに、このアプリには「混雑状況のリアルタイム表示」機能も搭載されています。ホームに到着する列車の、どの車両が混んでいてどの車両が空いているかが色分けで表示されます。

「観光で歩き疲れたから、一本見送ってでも座りたい」という時に、空いている車両を狙って乗車位置を調整できるのは、公式アプリならではの強みです。日本語にも対応しており、操作性も直感的なので、MRTを利用する際はぜひインストールしておいてください。

バスの時刻表は専用アプリがおすすめ

MRTだけでは行けない場所や、もっとローカルな雰囲気を楽しみたい時に便利なのが路線バスです。台湾のバス網は非常に発達しており、使いこなせれば移動範囲が劇的に広がります。しかし、台湾のバス利用には、旅行者にとって大きなハードルが2つあります。

それは「バス停に立っているだけでは止まってくれない(手を挙げて合図する必要がある)」ことと、「時刻表通りに来ないことが日常茶飯事」であることです。

この不確実性をテクノロジーで解決してくれる必須アプリが、「Bus+(バスプラス)」です。Googleマップでもバスのルート検索はできますが、到着時間の精度に関しては、現地の交通データをダイレクトに反映しているBus+の方に軍配が上がります。

このアプリの最も素晴らしい点は、目当てのバスが今どこを走っていて、あと何分で自分のバス停に到着するかが秒単位でリアルタイム表示されることです。

「約3分後に到着」「あと2駅」といった情報が正確にわかるため、炎天下や激しいスコールの中で、いつ来るかわからないバスを不安な気持ちで待ち続けるというストレスから完全に解放されます。バスが近づいてくる様子が地図上のアイコンで動いて見えるので、バス停に向かうタイミングも完璧に調整できます。

Googleマップとの賢い使い分けテクニック

Googleマップのバス到着時間は、台湾の交通事情(渋滞や運転手のペース配分)においては、実際の運行状況とズレが生じることがよくあります。「もうすぐ到着」と表示されているのに実際は10分以上来ない、ということも珍しくありません。

そのため、私が推奨する最強の使い方は以下の「二刀流」です。

  1. ルート検索はGoogleマップで行う:「ここから〇〇へ行きたい」という検索はGoogleマップが優秀です。そこで「乗るべきバスの番号(例:260番、紅5など)」を調べます。
  2. 運行状況はBus+で確認する:Googleマップで調べたバス番号をBus+に入力し、実際の現在地と到着時間を確認します。

この一手間をかけるだけで、バス移動の確実性が格段に上がります。

さらに、Bus+には「ウィジェット機能」があり、よく使うバス停や路線をスマートフォンのホーム画面やロック画面に登録しておくことができます。これにより、アプリをいちいち開かなくても、スマホの画面を点灯させるだけで「次のバスまであと5分」と確認できるため、荷物で手がふさがっている旅行中には非常に便利です。台北だけでなく、台中や高雄、台南など台湾全土のバスに対応しているのも嬉しいポイントです。

タクシー配車はUberなどの活用を

タクシー配車はUberなどの活用を

深夜の移動、雨天時、あるいは荷物やお土産が増えてしまった時には、タクシーが最も便利で快適な移動手段となります。台湾のタクシー料金は日本に比べて非常にリーズナブルで、初乗り料金も安いため、気軽に利用できるのが魅力です。

しかし、流しのタクシー(黄色いタクシー)を利用する場合、「中国語で行き先を正確に伝えられるか不安」「遠回りをされたり、ぼったくられたりしないか心配」という声もよく聞きます。

そこでおすすめなのが、日本でもおなじみの配車アプリUber(ウーバー)です。台湾では台北、台中、高雄などの主要都市で広く普及しており、旅行者にとって最も安心できる移動手段の一つとなっています。

Uberを利用する最大のメリットは、「言語バリアの完全撤廃」と「明朗会計」にあります。アプリ上で目的地を地図から指定したり、日本語で検索して入力したりできるため、ドライバーと一言も話さなくても正確に目的地へたどり着けます。

乗車前にルートと確定料金(または見積もり料金)が表示されるので、メーターを気にしたり、到着後に小銭を探して慌てたりする必要もありません。登録したクレジットカードで決済が自動的に完了するため、降車も非常にスムーズです。

台湾発のアプリ「FindTaxi」も選択肢に

Uber以外にも、台湾発の配車アプリ「FindTaxi(呼叫小黄)」も人気があります。このアプリのユニークな点は、ドライバーを条件付きで指名できることです。「英語対応可能」「ペット同伴可」「禁煙車」「5年以内の新車」といった細かいフィルターをかけてタクシーを探すことができます。

特に「日本語OK」のドライバーが見つかることもあるので、移動中に現地の美味しいお店情報を聞きたい方にはおすすめです。また、Uberは需給に応じて価格が変動する「ダイナミックプライシング」を採用しているため、雨の日などは料金が高騰しがちですが、FindTaxiは基本的にメーター運賃+迎車料金なので、Uberが高い時の代替手段としても役立ちます。

天気や台風情報は現地アプリで確認

南国である台湾の天気は非常に変わりやすく、特に夏から秋(6月〜10月頃)にかけては、台風の接近や午後の激しいスコール(ゲリラ豪雨)に注意が必要です。朝は快晴だったのに、午後からバケツをひっくり返したような雨が降り出し、夜市に行く予定が台無しになってしまった、というのもよくある話です。日本の一般的な天気予報アプリでは、台湾の局地的な天候変化までは詳細にカバーしきれないことがあります。

そこで、現地の正確な気象情報を得るために、台湾の気象庁にあたる「交通部中央気象署(Central Weather Administration)」が提供している公式アプリ「Central Weather Administration(旧:中央気象局W)」をインストールしておくことを強くおすすめします。

このアプリでは、各都市のピンポイント予報だけでなく、リアルタイムのレーダー画像を確認することができます。レーダーを見れば「雨雲が近づいているから、あと30分くらいで雨が降りそうだ」といった予測が自分でも立てやすくなり、雨宿りのカフェを探すなどの対策が取れます。

また、台湾は日本と同様に地震が多い地域でもあります。旅先で突然緊急地震速報のアラームが鳴るとパニックになりがちですが、「KNY台湾天気・地震速報」などの防災特化型アプリを入れておくと、現在地の震度予測や到達までの秒数を日本語や英語で把握できるため、万が一の際のリスク管理として非常に役立ちます。自分の身を守るための情報は、公式かつ現地のソースから得るのが鉄則です。

台湾の中央気象署が発表する気象・地震情報(出典:交通部中央気象署公式サイト)は非常に精度が高く、台風時の「停班停課(会社や学校が休みになる基準)」の判断材料としても使われています。旅行中もこまめにチェックして、安全な旅を心がけましょう。

台湾旅行の滞在を助ける各種便利アプリ

移動手段が完璧に確保できたら、次は滞在中の食事や買い物、観光体験をより楽しく、便利にするアプリを準備しましょう。台湾は「食の天国」であり「買い物の楽園」ですが、人気店の大行列や、複雑なレシート文化など、旅行者を悩ませる要素もいくつか存在します。ここからは、現地の文化を深く楽しみつつ、不便を解消するための「滞在系神アプリ」をご紹介します。

通貨や両替レートの計算をスムーズに

台湾の夜市や雑貨店で「これ250元だよ」と言われた時、一瞬「えっと、×4.5だっけ?それとも×5?」と頭の中で計算している間に、店員さんが次のお客さんの対応に行ってしまったり、後ろに行列ができて焦ってしまったりした経験はありませんか。海外旅行において、金銭感覚を日本円ベースで常に持っておくことは、無駄遣いを防ぐためにも非常に重要です。

そこで必須となるのが、CurrencyElkといった通貨換算アプリです。これらのアプリの多くはオフラインでも動作し、最新の為替レートを記憶しています。アプリを立ち上げて「250」と入力するだけで、瞬時に「約1,200円」といった日本円換算が表示されるので、「思ったより安いから買おう」「これは日本より高いからやめよう」といった購入の判断が即座にできるようになります。

特に私がおすすめなのは、入力操作すら不要なカメラ機能付きの計算アプリです。値札にカメラをかざすだけで日本円に変換してAR表示してくれるものもあり、買い物の楽しさが倍増します。

現金調達にはWiseも便利

アプリではありませんが、最近の台湾旅行で私が愛用しているのがWise(ワイズ)というデビットカードです。これをアプリと連携させておけば、台湾中のコンビニ(セブンイレブンやファミリーマートなど)のATMで、銀行や両替所よりもかなり良いレートで現地通貨(ニュー台湾ドル)を引き出すことができます。

「旅行中に現金が足りなくなったらどうしよう」と不安になって多めに両替し、結局余らせてしまうのは旅行者あるあるですが、Wiseを使えば「足りなくなったらその都度、近くのコンビニで必要な分だけ下ろす」という運用が可能になります。アプリ上で利用履歴やレートも即座に確認できるため、資金管理が非常に楽になります。

人気レストランの予約と行列対策

人気レストランの予約と行列対策

台湾旅行の目的は「グルメ」という方も多いでしょう。小籠包の有名店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」や、大人気の火鍋店「無老鍋」、おしゃれなカフェなどに行きたいけれど、貴重な旅行時間を何時間も行列に並んで浪費するのは避けたいところです。

実は台湾では、日本以上に飲食店の予約デジタル化が進んでおり、「Inline(インライン)」という予約システムがデファクトスタンダードとして定着しています。

Inlineはアプリというよりはウェブベースのシステムですが、Googleマップの店舗情報にある「席を予約」ボタンなどから直接アクセスできることが多いです。多くの人気店がこのシステムを導入しており、電話をする必要なく、ネット上で日時と人数を指定して予約が完結します。日本語や英語に対応している店舗も多く、言葉の壁を感じずに予約できるのは大きなメリットです。

また、Inlineの優れた点は、予約だけでなく「順番待ち(ウェイティング)」の管理機能にもあります。店頭で整理券を発券した後、レシートにあるQRコードをスマホで読み込むと、「現在〇番の人が呼ばれています。あなたはあと〇組待ちです」という情報がリアルタイムでスマホに表示されます。これにより、お店の入り口でじっと待つ必要がなくなり、順番が近づくまで近くの雑貨屋さんを覗いたり、マッサージを受けたりして時間を有効に使うことができます。

さらに、一部の高級店や人気店では、予約時にクレジットカードによるデポジット(予約金)の支払いを求められることがありますが、Inline上であればセキュリティもしっかりしており、安心して決済を行うことができます。人気店を狙うなら、渡航前にInlineの使い方を予習しておくことを強くおすすめします。

言語の壁を超える翻訳ツールの使い方

台北などの観光地では日本語が通じるお店も多いですが、一歩ローカルな路地裏に入ると、そこは完全な中国語の世界です。地元の人に愛される食堂ほど、メニューは壁に貼られた「漢字のみ(写真なし)」の短冊だけで、何が書かれているのかさっぱりわからない、という状況に遭遇します。

「魯肉飯(ルーローファン)」くらいなら読めても、「燙青菜(茹で野菜)」や「嘴邊肉(豚の頬肉)」などは、漢字を見てもどんな料理か想像がつかないものです。

そんな時に神アプリとなるのが、おなじみGoogle翻訳の「カメラ入力(Googleレンズ)」機能です。使い方は簡単で、アプリを立ち上げて「カメラ入力」を選択し、スマートフォンのカメラを壁のメニューや手元の伝票にかざすだけ。すると、画面上の漢字が魔法のようにリアルタイムで日本語に書き換わります。

もちろん、機械翻訳なので「カエルの手」のような不思議な翻訳が表示されることもありますが(実際は鶏肉だったりします)、「牛肉」「辛い」「スープ」「麺」といった主要なキーワードが判別できるだけで、注文のハードルは劇的に下がります。アレルギーがある方や、パクチー(香菜)が苦手な方にとっても、原材料を確認するための重要なツールとなります。

また、音声入力機能も非常に優秀です。タクシーの運転手さんに行き先を告げたい時や、お店の人に「これは辛いですか?」と聞きたい時に、スマホに向かって日本語で話しかけ、翻訳された中国語の音声を相手に聞かせるだけで、驚くほどスムーズに意思疎通ができます。

言葉が通じないことへの心理的なハードルを取り払ってくれるこのアプリは、もはや「翻訳機」以上のコミュニケーションツールと言えるでしょう。

レシートくじの確認と管理方法

台湾旅行中にコンビニやスーパーで買い物をすると、レシート(統一発票)を必ず渡されます。実はこれ、ただのレシートではなく「宝くじ」になっていることをご存知でしょうか。

台湾政府が脱税防止のために導入したシステムで、レシートの上部に8桁の番号が印字されており、2ヶ月に一度(奇数月の25日)抽選が行われます。最高賞金はなんと1,000万台湾ドル(約4,500万円以上)!外国人旅行者であっても、パスポートがあれば当選金を受け取ることができる、夢のようなシステムなのです。

「でも、旅行中に溜まった大量のレシートを一枚ずつチェックするのは面倒くさい…」と思いますよね。そこで活躍するのが、レシート管理アプリの「Colibri(コリブリ)」「発票存摺(Invoices)」です。これらのアプリを使えば、レシートに印字されているQRコードをスマホのカメラでスキャンするだけで、番号をアプリ内に自動保存できます。

使い方はいたってシンプルです。夜、ホテルに戻ってその日の整理をするついでに、アプリを立ち上げてレシートのQRコードを「ピッ、ピッ」と読み取っていくだけ。これだけでデータが蓄積され、抽選日になるとアプリが自動的に当選判定を行ってくれます。「あ、この前のコンビニで買ったお水のレシートが当たってる!」なんて通知が来たら、次回の台湾旅行の楽しみが一つ増えますよね。

当選したらどうする?

もし当選した場合、少額(1,000元以下など)であれば、パスポートと当選レシートを持ってコンビニ(セブンイレブンやファミリーマート)に行けば、その場で商品と交換できたり、悠遊カード(EasyCard)にチャージできたりします。高額当選の場合は銀行での手続きが必要になりますが、まずはアプリで「当たり」を確認するワクワク感を味わってみてください。

注意点として、屋台や小さな食堂などではレシートが発行されない(免除されている)場合もありますが、コンビニやチェーン店を利用した際は必ず「Receipt, please」と言って受け取るようにしましょう。単なる紙切れが、旅の費用を回収するラッキーチケットに変わるかもしれません。

YouBikeの登録と利用方法

YouBikeの登録と利用方法

台北をはじめとする台湾の各都市では、黄色い車体が目印のシェアサイクル「YouBike(ユーバイク)」が驚くほど普及しています。MRTの駅前には必ずと言っていいほどステーションがあり、観光スポット間の「歩くにはちょっと遠いけど、タクシーを呼ぶほどでもない」という微妙な距離(ラストワンマイル)を埋めるのに最強の移動手段です。

現在はシステムが更新され、車体に決済端末が付いた「YouBike 2.0」が主流になっています。ドック(駐輪機)の形状に依存せず、どこでも貸出・返却がしやすくなりました。しかし、多くのガイドブックには「会員登録には台湾の携帯電話番号が必要」と書かれており、これを理由に利用を諦めてしまう旅行者も少なくありません。

実は、公式アプリ「YouBike 2.0」を使えば、電話番号を持たない短期旅行者でも「クレジットカードによる単発レンタル(Single Rental)」という方法で利用が可能です。これを知っているかどうかで、台湾観光の機動力が劇的に変わります。

スクロールできます
1. アプリ入手App StoreやGoogle Playで「YouBike 2.0」公式アプリをダウンロードします。
2. モード選択アプリを開き、ログイン画面ではなく、下部やメニューにある「Single Rental(単発レンタル)」を選択します。
3. メール認証SMS認証の代わりにメールアドレスを入力し、届いた認証コードを入力します。
4. 決済登録VISA、Mastercard、JCBなどのクレジットカード情報を登録します。
5. 利用開始自転車のサドル付近にあるパネルの「啓動(Start)」ボタンを押し、表示されたQRコードをアプリでスキャンすれば解錠されます。

一時的なデポジット(預かり金)について

クレジットカードで「Single Rental」を利用する際、一時的に3,000元(約13,000円〜)程度のデポジット(保証金)の与信枠が確保されることがあります。「高額請求が来た!?」と驚くかもしれませんが、これは自転車を返却しなかった場合に備えた一時的なロックであり、自転車を正常に返却すれば数日〜数週間で自動的に解除・キャンセルされますので安心してください。

YouBikeを使えば、風を感じながら台北の街並みを眺めたり、MRTの駅がない路地裏のカフェまですいすい移動したりできます。料金も非常にリーズナブル(最初の4時間は30分ごとに10元〜20元程度)なので、天気の良い日はぜひチャレンジしてみてください。

台湾旅行の便利アプリ活用術まとめ

ここまで、台湾旅行を快適にするための必須アプリとその活用術をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。地図、交通、翻訳、決済、そしてエンターテインメントに至るまで、スマートフォン一台あれば、現地の言葉が話せなくても、驚くほど自由で深い旅体験が可能になります。

最後に、これらのアプリを使いこなすための最も重要なポイントをお伝えします。それは、「複数のアプリを組み合わせて、エコシステムとして活用すること」です。

最強のアプリ連携フロー例

  • STEP 1:行きたいお店を「Googleマップ」で見つけて保存する。
  • STEP 2:移動ルートを検索し、MRTなら「Go! Taipei Metro」で出口を確認、バスなら「Bus+」で到着時間を正確に把握する。
  • STEP 3:バスが遅れていたり、荷物が多かったりしたら、迷わず「Uber」で配車する。
  • STEP 4:お店に着いたら「Google翻訳」でメニューを解読し、会計時には「Currency」で日本円価格を確認して納得のお買い物をする。
  • STEP 5:受け取ったレシートはホテルで「Colibri」にスキャンして、夢の当選を待つ。

このようにアプリを連携させることで、旅行中の「迷う時間」「待つ時間」「不安な時間」を最小限に抑え、その分を「楽しむ時間」「味わう時間」に充てることができます。今回ご紹介した「台湾 旅行 便利 アプリ」の数々は、あなたの旅の強力なパートナーとなるはずです。

デジタルの力を借りて、不安のない、あなたらしい最高の台湾旅行を楽しんできてくださいね。行ってらっしゃい!

カテゴリアプリ名主な用途・メリットオフライン
地図・移動Google Maps基本の地図、店舗検索、経路案内。エリアDLでオフライン可。
(要DL)
MAPS.ME山間部や路地裏に強い詳細地図。通信なしでサクサク動く。
交通機関Go! Taipei MetroMRTの出口情報(エレベーター位置)やトイレ(改札内外)の確認。
Bus+バスの正確な到着時間を秒単位で表示。ウィジェット対応。×
Uberタクシー配車。行き先指定・決済がアプリ完結で会話不要。×
YouBike 2.0シェアサイクルのステーション確認。クレカでの単発利用登録。×
お金・翻訳Currencyリアルタイムの為替レート計算。カメラで値札読み取りも可。
Google 翻訳カメラ入力でメニューを翻訳。音声入力で会話補助。
(要DL)
食事・生活Inline人気レストランのオンライン予約。順番待ちの状況確認。×
Colibriレシートくじ(統一発票)のQRコードスキャンと当選確認。
CWA (気象署)正確な天気予報、雨雲レーダー、地震速報の確認。×

ここまで便利なアプリをたくさん紹介してきましたが、最後に一つだけ、私なりの「旅の想い」をお伝えさせてください。
テクノロジーは確かに私たちの旅を劇的にスムーズにしてくれます。
でも、アプリはあくまで「不安を消すための道具」であって、旅の主役ではないんですよね。

スマホの画面ばかりを見て移動して、ふと顔を上げたら、目の前に広がる美しい夕暮れや、地元のおばあちゃんの素敵な笑顔を見逃していた……なんてことになったら、少しもったいない気がしませんか?

効率化して浮いた時間や、迷わなくて済んだ心の余裕こそを、ぜひ「予期せぬ出会い」や「何もしない贅沢な時間」に使ってほしいなと思うんです。

デジタルで賢く準備して、現地では五感をフルに使ってアナログな感動を味わい尽くす。
それこそが、今の時代における最高の旅のスタイルではないでしょうか。どうぞ、時にはスマホをポケットにしまって、あなただけの台湾を見つけてきてくださいね。

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