台湾旅行を計画していると、「バスにも挑戦してみたいけど、乗り方がよくわからない…」と感じる人は少なくありません。MRT(地下鉄)は案内も整っていて使いやすい反面、バスは乗車ルールや支払い方法が独特で、ちょっとハードルが高く見えるかもしれませんね。
この記事では、「台湾 バス 乗り方」と検索してきたあなたに向けて、現地でバスに乗る際の基本マナーから支払いの仕組み、便利なアプリの使い方まで、やさしく丁寧に解説していきます。ICカードの使い方、手の上げ方、降りるタイミングまで、初めてでも安心できるようにポイントを押さえています。
慣れてしまえば、台湾のバスはMRTでは行けない観光スポットやローカルな街角にもアクセスできる強い味方になります。この記事を参考に、迷わずスマートにバスに乗って、もっと自由な台湾旅を楽しんでくださいね!
この記事のポイント
- 台湾のバスに乗る基本的な流れを理解できる
- 悠遊カードを使った支払い方法がわかる
- 路線や運賃の確認方法が把握できる
- 便利なアプリや路線図の使い方が学べる
台湾のバスの乗り方を基本から解説

台湾でバスに乗るときはどうすればいいですか?
台湾でバスに乗るには、まず「乗る意思を示す」ことが大事になります。
この一文がすべてを物語っていると言っても、言い過ぎではありません。
というのも、台湾のバスはバス停に人が立っているだけでは止まりません。
まるでタクシーをつかまえるときのように、手をスッと挙げる必要があるのです。
このとき、あまりにタイミングが遅れると通過されてしまうので、バスが近づいてきたら迷わずアピールしましょう。
バスが止まったら乗車です。
乗り口は車両の前方か中央。どちらからでも乗れる車両も多いですが、運賃を支払う位置が違う場合があるので、ドア付近の案内を確認すると安心です。
車内に入ったら、現金かICカードで支払います。現金の場合は、ピッタリの金額が必要。なぜなら、おつりは出ないからです。
ここで少し補足すると、台湾のバスには「前払い」「後払い」「乗車・降車の両方で支払い」といったパターンがあります。
どれに当たるかは、バス車内の掲示に書かれている「上車収費」「下車収費」「上下車収費」という表示で判断しましょう。
乗ったあとは、座席に座るか手すりをつかんでください。
台湾のバスはよく揺れます。静かに滑るような運転、なんて幻想は捨ててしまいましょう。
特に都市部では、急停車や猛スピードでの車線変更が日常です。
降りるときは、バス停のアナウンスや前方の電光掲示を確認して、目的地のひとつ前の停留所を過ぎたあたりで下車ボタンを押します。
ここでも「降りますアピール」が大事というわけです。黙っていても誰も気づいてくれません。
そして降車時、ICカードの場合はタッチを忘れずに。これをしないと正しく運賃が計算されません。
もしカードをピッと忘れたら、そのまま乗り越し料金の請求が来ることもあります。
台湾のバスは慣れれば本当に便利で、しかも安い。
ただし、何も知らずに乗ると「あれ?止まってくれない」「あれ?降りられない」と小さなトラブルが起こりがちです。
乗る前のひと手間が、快適なバス旅の第一歩ですよ。
台湾のバスに悠遊カードで乗る場合、どうすればいいですか?
台湾のバスに乗るとき、悠遊カード(EasyCard)を使うと、あらゆることがスムーズになります。
まず先に言っておくと、現金よりも確実におすすめ。理由は明快で、楽だからです。
悠遊カードは、MRT(地下鉄)やコンビニでも使えるICカード。コンビニや駅の窓口、空港でも購入できます。
見た目はSuicaやPASMOのようなカード型ですが、台湾らしく、ちょっとユニークなデザインも多いです。
たとえばちいかわやポケモンなど、日本のキャラとのコラボ版もあるので、お土産にもぴったりですね。
乗るときは、バス車内にある読み取り機にカードをタッチします。
前扉・後扉どちらにも読み取り機があるバスもありますが、どちらを使っても大丈夫。
ピッという音が鳴ればOKですが、カード残高が足りないとエラー音が出るので、事前チャージはお忘れなく。
このとき大事なのが、「乗るとき」と「降りるとき」、両方でタッチする必要があるという点です。
タッチが片方だけだと、正しい運賃が精算されません。特に距離によって料金が変わる路線では、このダブルタッチが必須です。
もし降車時にうっかりタッチし忘れても、マイナス残高になるだけで次回のチャージ時に清算されます。
ただし、これが適用されるのは一段運賃のとき。二段・三段運賃では、運転手に追加料金を現金で支払わなければならないこともあります。
もう一つ便利なのが、乗り換え割引です。
降車時のタッチが記録されることで、バスからMRTや他のバスへの乗り換えに割引が適用される場合があります。
つまり、正しくタッチすればするほどお得というわけです。
ちなみに、車内でのチャージはできません。
チャージが必要なときは、駅やコンビニで済ませておきましょう。
悠遊カードが1枚あれば、バスに限らず台湾の交通すべてがちょっと身軽になります。
シンプルだけど、旅の安心感がぐんと増す小さなパス。それが悠遊カードなのです。
台湾のバスは、いつタッチすればいいですか?

台湾のバスでICカードを使う場合、タイミングを間違えると、料金が正しく引き落とされません。
一見シンプルに見えて、実はややこしい仕組みなんです。
まず知っておきたいのが、タッチするのは「乗るとき」と「降りるとき」の両方。
日本のICカードと違って、台湾では2回ピッが基本です。どちらかだけだと、エラーになることもありますし、運賃が正しく精算されません。
とはいえ、全ての路線がそうというわけではなく、実際には「乗車時のみタッチ」や「降車時のみタッチ」の場合もあります。
これを見分けるのが少し難しくて、ポイントは車内にある表示です。
バスのフロント付近や読み取り機に、「上車収費(乗車時支払い)」「下車収費(降車時支払い)」「上下車収費(乗・降車時両方)」という文字が表示されていたら、それを確認しましょう。
中国語に見慣れていなくても、「上=上がる(乗る)」「下=降りる」と覚えておくと、意外と読めてしまいます。
ただ、バスのドアが開いてからゆっくり確認するのは、やや危険。
なぜなら、台湾のバスは乗降のテンポが速いからです。前の人を見て判断するのもひとつの手ですね。
もう一つの見分け方として、バスアプリを活用する方法もあります。
先ほども登場した「台北等公車」のようなアプリなら、乗るバスの路線情報やタッチのタイミングまで表示されます。
もちろん、現地の人の動きを観察するのも良い手です。
不安なときは、前に並んでいる人のタッチ動作を参考にすると安心です。
ただし、うっかり真似をしてタッチし忘れると、後でチャージ不足で困ることもあるので、確認は自分でもしておきましょう。
いったん慣れてしまえば、これほど便利な仕組みはありません。
自動で距離と運賃が計算されるので、無駄なくスムーズに移動できますよ!
台湾のバスの料金はどうやって支払いますか?
台湾のバス料金は、安い、簡単、でもちょっとだけクセがある。そんな印象です。
まず、支払い方法は主に2つあります。
ひとつはICカード(悠遊カードなど)、もうひとつは現金。どちらも対応している車両がほとんどですが、使いやすさでいえば圧倒的にICカードがおすすめです。
ICカードの場合は、乗車時に読み取り機にタッチ。路線によっては、降車時にももう一度タッチが必要です。
このタッチで、運賃の自動精算が完了します。
使い方はSuicaなどと同じですが、違うのは「お釣りが出ない」点と「乗り換え割引がある」点。
例えば、MRTからバスに乗り換えるとき、タッチをちゃんとしていれば割引が適用されるんですよ。これは嬉しいですね。
現金の場合は、もっとシンプル。ただし、ピッタリの金額を用意する必要があります。
バスにはお釣りを出す機械がないため、たとえば15元のところに20元入れてしまっても、返ってくることはありません。
料金体系については、台北や高雄などでは基本的に「一律15元」のエリアが多く、距離が長くなると「二段運賃(30元)」「三段運賃(45元)」といった形で上がります。
これも、車内の表示やアプリで確認可能です。
なお、ICカードの残高が不足していても、MRTなら最大60元、バスでは15元まで「立て替え」扱いで乗れるケースもあります。
ただし、残高不足が続くと利用ができなくなることもあるため、日頃からチャージはこまめにしておくのが安心です。
ちなみに、台湾では「乗る前に料金を払う文化」ではなく、「仕組みに合わせて払う文化」。
だからこそ、事前の準備と確認が鍵になるのです。
ほんの数十元で、町のすみずみまでアクセスできる台湾のバス。
料金の仕組みさえわかっていれば、これほど便利な移動手段はありませんよ。
電子カードと現金払いの違い
台湾のバスに乗るとき、支払い方法は大きく分けてふたつあります。電子カードで払うか、それとも現金で払うか。どちらも使えるけれど、実際には結構な違いがあります。
まず、電子カード。台湾では「悠遊カード(ヨウヨウカー)」が有名で、地下鉄やレンタサイクル、コンビニなどでも使えます。つまり一枚で交通も買い物も完結する、かなり万能なカードです。台湾旅行中に一度でもバスを使う予定があるなら、持っておいたほうが楽です。
乗るときは、読み取り機にピッとタッチするだけ。運賃は自動で引き落とされ、降りるときも同じようにタッチ。操作は2回、でも時間は3秒もかかりません。残高が足りなければ、駅の券売機やコンビニでチャージできます。チャージ額も自由に選べるので、細かく管理したい人にもぴったりです。
一方、現金払い。手元にカードがないとき、または残高がゼロのときにはこちらが頼りになります。バスの入り口付近に設置されたボックスに、運賃分の硬貨を入れるだけのシンプルな方法。ただし、ここで問題がひとつ。おつりが出ません。
15元の運賃に対して20元を入れてしまったら、その差額はもう戻ってきません。両替機もバスにはついていないので、あらかじめ細かいお金を準備しておかないと、乗ることすらできないケースもあります。
こうして比べてみると、電子カードのほうが圧倒的に便利です。しかも、カードを使えば乗り換え割引も適用される場合があり、料金面でもお得になることがあります。
ただ、ICカードが使えない旧型のバスが一部地域には残っているという情報も。ごくまれではあるけれど、地方のバスで現金が必要になることもあるため、現金とカードの両方を持っていると安心です。
つまり、ICカードは速くて便利、現金はシンプルだけどちょっと不便。どちらを使うかはあなた次第ですが、旅をスムーズに進めたいなら、電子カードがベターかもしれませんね!
台湾旅行に強い味方!バス移動にも便利なエポスカードのすすめ
「台湾 バス 乗り方」で調べているあなたに、もうひとつおすすめしたいアイテムがあります。それが、エポスカードです。年会費は永年無料。それでいて海外旅行保険が自動付帯という、まさに“旅向き”のクレジットカードなんです。
今回ご紹介した台湾のバスは、現金払いだとおつりが出ないため、ICカードやクレジットカードを使う方が断然スマート。とはいえ、もし交通以外でも予期せぬトラブルが起きたらどうしますか?そんなとき、エポスカードの海外旅行保険があると心強いです。実際に空港での荷物トラブルや体調不良の際に、エポスのサポートに助けられた旅行者の声も多く見かけます。
さらに台湾では、ショッピングや飲食でもクレジットカードが使える場所が増えてきました。旅先で余計な現金を持ち歩かずに済むのは、安心にもつながりますよね。
エポスカードはマルイが発行する信頼あるブランド。申し込みはスマホからすぐにできて、受け取りもスムーズです。バス移動も含めて、台湾をもっと快適に楽しみたいなら、旅の準備にこの一枚を加えてみてはいかがでしょうか?
台湾でのバスの乗り方に役立つ情報


路線図 pdfの活用方法
バスでの移動をスムーズにしたいなら、路線図のPDFを使わない手はありません。スマホにひとつ入れておくだけで、街歩きの安心感がまるで違ってきます。
台湾の都市ごとにバス路線はかなり多く、台北だけでも300路線以上。番号だけで整理されていることが多く、目的地までの行き方が一目でわかるというわけではないのです。そうなると、Googleマップだけではちょっと心もとない瞬間があるかもしれません。
ここで役に立つのがPDF形式の「路線図」。バス会社や市政府の交通サイトで配布されているもので、エリアごとに色分けされたバスルートや、停留所の位置がひとつの紙面にまとまっています。
例えば、台北市の公式サイトには「大台北公車」の路線図が用意されていて、それをダウンロードすれば、Wi-Fiがなくても確認できるんです。スマホのホーム画面にアイコン化しておけば、地図アプリのようにサッと開けて便利。
ただ、注意すべき点もあります。PDFは細かい情報が詰め込まれているぶん、画面が小さいと見づらいです。文字や線がぎゅっと詰まっていて、ズームしても指がうまく合わないことも。スマホで見るときは、拡大・縮小しやすいアプリを使うか、事前に見たいエリアだけをスクショしておくと扱いやすくなります。
地図アプリのようなリアルタイム性はないけれど、紙の地図に似た一覧性と安心感。いざという時に頼れるツール、それがPDFの路線図です。
迷ったときに開ける地図がポケットに入っている、そんな旅はやっぱり強いですよね!
観光バスの種類と特徴
台湾を旅するなら、一度は乗っておきたいのが観光バス。
観光客向けに設計されたバスは、街を知るツールでもあり、移動そのものを楽しむ手段でもあります。
まず挙げたいのが、いわゆる「市内観光バス」。台北では「台北観光バス(Taipei Sightseeing Bus)」という名前で、2階建ての赤いバスが主要観光地をぐるりと巡回しています。台北101や中正紀念堂、国立故宮博物院などの人気スポットを効率よく回れるので、時間がない人にはぴったり。1日乗車券を使えば、乗り降り自由で自由度も高いです。
もうひとつが「郊外行きの観光バス」。例えば台北から九份に行くバスは、その代表的な例。番号で言えば「965」や「1062」が有名です。こうしたバスは一般路線と同じスタイルですが、観光地を目指すルートなので、旅行客にとっては事実上の観光バス。乗り換えがなく、座っていれば着くのも魅力です。
そして、団体旅行向けの「チャーターバス」や「定期観光ツアーバス」もあります。これはガイド付きで、観光スポットの説明が聞けたり、おすすめの食事スポットに連れて行ってもらえたりするスタイル。時間の制約はあるものの、言葉の不安を抱えた旅行者には心強い存在です。
観光バスにはそれぞれ特徴があります。景色を楽しみながらのんびり回るか、効率を求めてさくっと移動するか。旅のスタイルによって選ぶのがコツです。
乗る前にコースや停車地をしっかり確認して、自分の行きたい場所と一致しているかを見ておくこと。それが観光バスを満喫する第一歩になりますよ!
台北等公車などのアプリを使おう


バスに乗る前にスマホを開いて「台北等公車(たいぺいとうこうしゃ)」というアプリを見てみてください。
これひとつあれば、いまどこにバスがいるのか、あと何分で来るのかがすぐにわかります。
このアプリは台北市内のバス情報に特化していて、地図と時刻、さらにルートまで表示してくれる便利なものです。表示は中国語ですが、操作は直感的。バス番号を入れるとルートが出て、現在地もバスの位置もリアルタイムで動きます。
特に助かるのは、バス停でずっと待たなくてもいいということ。何分後に来るのかが数字で表示されるので、無駄な待ち時間を減らせます。台北のバスは日本のように時刻表どおりとはいかないため、こうしたリアルタイム情報はとても貴重です。
似た機能を持つアプリは他にもありますが、「台北等公車」は軽くて早くて、シンプル。広告も少ないのでストレスがなく、台湾旅行者のあいだでも評判がいいんです。
他に有名なアプリとしては「Bus+(バスプラス)」や「台灣公車通」などがあります。これらは台湾全土のバスに対応しており、台中や高雄に行く予定がある場合にはこちらが便利です。
ただ、どのアプリも共通しているのは「到着時刻はあくまで目安」だということ。渋滞があると予定より遅れることもあるので、アプリを見ながらも少し余裕をもった行動を心がけたいところです。
紙の時刻表よりも正確で、地図アプリよりも柔軟。台湾のバスを使いこなすなら、まずはこのアプリをインストールしておくと安心ですよ!
バス乗り放題パスの活用法


台湾旅行中に何度もバスに乗る予定があるなら、「乗り放題パス」を使うという選択肢もあります。
手にするだけで、交通の自由度がぐっと上がる小さなチケット。それがこのパスです。
たとえば、台北MRTや市バスが乗り放題になる「台北交通パス(Taipei Fun Pass)」というカードが代表的な存在。これは1日、2日、3日などの利用期間が選べて、その間は対象エリアの公共交通機関がすべて乗り放題になります。
このパスのいいところは、ICカード型なのでそのまま自動改札にピッとタッチすればOKという手軽さ。しかもバスでも使えるため、ちょっとした移動や寄り道にも迷わず使えるのです。
ただし、全てのバスが対象になるわけではないので注意が必要です。高速バスや観光バス、一部の郊外路線は含まれていない場合があります。パスに書かれた「適用範囲」をしっかり確認しておくことが大切です。
それと、あまり乗らない日には割高に感じることもあります。例えば、1日2回しか乗らないのなら、通常運賃で支払った方が安いケースもあります。パスは「とにかく動き回る日」に使うのが向いています。
売っている場所は空港やMRTの駅構内、観光案内所など。ネットでも購入可能で、事前に準備しておくとスムーズです。
乗り放題という響きは、なんだかワクワクしますよね。地図を広げてあちこち行きたくなるなら、このパスをうまく使って、街ごと楽しんでみるのもいいかもしれません!
電車の乗り方との違いと使い分け
台湾での移動手段として、電車とバスはよく使われます。けれど、乗り方には意外と大きな違いがあります。知らないと戸惑ってしまうこともあるので、どちらがどんなときに便利か、しっかり知っておきたいですね。
まず、電車。ここで言う「電車」とは、台北MRTや高雄MRTなどの都市型地下鉄を指します。乗り方はとてもシンプルで、駅の入口でカードをタッチして、あとは案内板に従って改札を抜けるだけ。日本とほぼ同じです。ホームには英語表記もあって、どこに行く電車か一目でわかるのも安心ポイント。迷うことはあまりありません。
一方、バス。こちらはちょっとクセがあります。まず、止まってくれないことがあるというのが大きな違い。バスが来たら、自分で手を挙げて乗る意思を示さなければ、そのまま通過してしまうんです。日本の感覚だと驚いてしまいますよね。乗るときのカードタッチも、乗車時と降車時の両方に必要な場合があります。しかも、運賃が乗る距離によって変わる場合もあるので、何も考えずに乗ると後で困るかもしれません。
では、どちらを選ぶのが良いのでしょうか。都市中心部や有名観光地の移動には、迷わず電車を選びたいところ。路線もわかりやすく、遅延も少ないのでストレスがありません。地図を見ながら移動するのにも向いています。
一方で、電車の駅がない場所や、ちょっと郊外の住宅エリアに行くときは、バスの出番になります。例えば、九份や陽明山など、台北市外の観光スポットはほとんどがバスでしか行けません。Googleマップやアプリを使えばバスのルートも検索できるので、慣れてしまえば意外と簡単に乗りこなせます。
どちらにも良さがあります。無理にどちらか一方に絞らず、目的地に合わせて上手に使い分けてください。気軽に乗れるMRTと、柔軟に動けるバス。この二刀流が、台湾旅行をもっと楽しくしてくれるはずです!
台湾 バス 乗り方の基本と実践ポイントまとめ
【乗車・降車の基本動作】
| バスは手を挙げて乗る意思を示さないと停まらない |
| 降車時も自分でボタンを押して意思表示する必要がある |
| 乗車口は前方または中央で車両により異なる |
| 降りるバス停はアナウンスか車内表示で確認する |
【支払いとICカード活用】
| ICカードは乗車時と降車時の両方でタッチが必要 |
| 車内ではチャージできないため事前に補充しておく |
| ICカードを使うと乗り換え割引が適用されることがある |
| 現金払いはおつりが出ないため小銭が必須 |
【料金と運賃システム】
| 基本運賃は一律15元でエリアや距離により加算される |
| 車内表示の「上車収費」「下車収費」で支払タイミングが異なる |
| ICカードが残高不足の場合、15元までマイナス残高で対応可能 |
【便利ツールと補助情報】
| バスの現在地は「台北等公車」アプリでリアルタイム確認が可能 |
| PDFの路線図をダウンロードしておくと通信がなくても確認できる |
| 市内観光バスや定期観光バスなど観光専用路線も存在する |
| 「乗り放題パス」は1日〜数日使えるICカード型で交通費を節約できる |
台湾のバスは最初少し難しく感じますが、個人的には現地の生活を最もリアルに体験できる移動手段だと思っています。
バスに乗ると、地元の人がどんな生活を送っているのか、どんなお店や街並みがあるのかが見えてくるからです。
MRTだけでは気づかないローカルな雰囲気や小さな発見もあるので、ぜひ積極的にバス旅を楽しんでみてください。








