台北旅行で「どこかローカルな場所に行きたい」「美味しいごはんやお土産を探したい」と思ったら、ぜひチェックしてほしいのが台北 南門市場です。100年以上の歴史を持つこの市場は、近年リニューアルされて、まるでデパートのように美しく生まれ変わりました。
アクセスの良さも魅力のひとつ。MRT中正紀念堂駅の目の前という立地で、観光の合間にも立ち寄りやすいのがうれしいポイントです。さらに、朝から営業しているので朝ごはんを楽しみたい方にもぴったり。
この記事では、台北 南門市場の場所や営業時間、人気グルメやおすすめのお土産まで、初めての人にもわかりやすくまとめています。「台北 南門市場ってどんなところ?」と気になっているあなたに役立つ情報をたっぷり詰め込みました!
この記事のポイント
- 台北 南門市場の場所とアクセス方法がわかる
- 営業時間や定休日など基本情報が理解できる
- 市場内の人気グルメやおすすめ店舗が把握できる
- お土産や朝ごはんに最適な商品や店が見つかる
台北 南門市場がオープン!場所や営業時間まとめ

南門市場の場所とアクセス方法
まず、南門市場がどこにあるのか気になりますよね。場所は台北市中正区羅斯福路一段8号で、MRT(地下鉄)の「中正紀念堂駅」からすぐのところにあります。駅の2番出口を出たら、ほぼ目の前なので、土地勘がなくても迷いにくい立地です。
アクセスはとてもシンプルです。MRTの淡水信義線(赤ライン)または松山新店線(緑ライン)に乗って、「中正紀念堂駅」で降りればOK。この駅は、台北市内の主要観光地からもアクセスしやすいので、観光ついでに立ち寄るにも便利なスポットです。
しかも、現在建設中の新路線「萬大線」が開通すれば、将来的には3路線が交わる駅になります。南門市場へのアクセスはさらに良くなると予想されています。おそらく台北の伝統市場の中でも、これほど交通の便が良い市場は珍しいかもしれません。
もちろん、地上から歩いても市場に入れます。周辺にはバス停も多く、タクシーを使っても「中正紀念堂」と伝えれば、だいたい運転手さんはわかってくれます。
言ってしまえば「初めての台湾旅行でも安心してたどり着ける市場」です。アクセスしやすいって、それだけで行くハードルがグッと下がりますよね!
市場の営業時間と定休日
ここも重要なポイントですね。南門市場の営業時間は午前7時から午後7時までとなっています。つまり、早朝から夕方までしっかり開いています。朝の観光前に立ち寄るのも良いし、昼ごはんや買い物のついでにもピッタリな時間設定です。
ただし、定休日が「月曜日」なので注意が必要です。せっかく足を運んでもお休みだとガッカリしてしまいますよね。旅行の日程を立てる際は、カレンダーとにらめっこして、うっかり月曜に行かないように気をつけましょう。
ちなみに、旧正月などの大型連休や特別な休市日もあります。これは市場の公式Facebookページなどで告知されるので、旅行前に一度チェックしておくのが安心です。
営業時間内であっても、店舗によっては品切れや早仕舞いする場合もあるんです。特に人気のちまきや総菜などは、午後になると売り切れてしまうこともあります。「絶対に買いたい!」というものがある場合は、できるだけ午前中に行くのがオススメです。
このように、営業時間と定休日を把握しておくだけで、無駄足にならず、楽しい市場巡りができます。せっかくなら、しっかり準備して満喫したいですよね!
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 📍所在地 | 台北市中正区羅斯福路一段8号 |
| 🚇最寄り駅 | MRT「中正紀念堂駅」2番出口すぐ(赤ライン・緑ライン) |
| 🚧将来の路線追加 | 萬大線(2027年開通予定)開通後は3路線が交差 |
| 🕒営業時間 | 午前7時〜午後7時まで |
| ❌定休日 | 毎週月曜日 |
| 🎌その他の休業日 | 旧正月などの大型連休(※公式SNSで事前確認推奨) |
| ⚠️注意点 | 人気商品(ちまき・惣菜など)は午後に売り切れる可能性あり → 午前中訪問推奨 |
気になる治安やクチコミを紹介

南門市場は、観光客だけでなく、地元の人たちにも日常的に利用されている伝統的な市場です。
リニューアルされてからは、より清潔感が増し、雰囲気も明るくなったという声が多く聞かれます。
建物全体がガラス張りで開放感があり、一般的な「ごちゃっとした市場」というイメージとは少し違います。
クチコミを見てみると、訪れた人たちは「お店の人が親切だった」「試食できて安心」「冷房が効いていて快適」といった、ポジティブな感想が目立ちます。
特に、年配の利用者や小さなお子さん連れの方からは、バリアフリー対応がしっかりしていて歩きやすいという点が好評です。
ただし、人気の時間帯になると市場内はかなり混雑します。週末や祝日の昼前後は、人の流れが多く、ベビーカーを押す方や荷物が多い人にとっては、少し動きにくいと感じるかもしれません。
また、どれだけ治安が良い場所でも、観光地では基本的な注意は必要です。
スリや置き引きに遭わないように、バッグは前に抱えるなど最低限の対策はしておきましょう。
過度に警戒する必要はありませんが、「市場だから安心」と思い込まないことも大切ですね。
全体としては、南門市場は安心して楽しめる場所です。初めての台北旅行でも、「ローカルな雰囲気を感じたい」という人にぴったりなスポットですよ!
ギャル曽根も注目したおすすめ美食店
南門市場に行くなら、「なに食べようかな?」って迷うのも楽しい時間ですよね。
その中でも、食べることが大好きなあのギャル曽根さんが注目したことで話題になったお店があります。
まず名前がよく挙がるのが、「合歓刀削麵(ごうかんとうしょうめん)」。
手作りの刀削麺が名物で、トマトと牛肉を炒めたスープに太めの麺が絡む、ボリューム満点の一杯です。
市場の中なのに、まるで専門店のようなクオリティという声もあります。
実際、オープン前から行列ができることもあるそうです。

次に紹介するのは、「國賓炒飯麵(こくひんちゃーはんめん)」。こちらは、プリっとしたエビがたっぷり入ったエビ炒飯が人気の一品。油っぽくない炒め具合で、毎日でも食べたくなるという人もいるほどです。

甘いものが食べたい人には「傳統豆花(でんとうどうふぁ)」がおすすめです。豆花とは、豆乳から作った柔らかいスイーツのことで、黒糖シロップともちもちの芋団子をかけて食べると、口の中が幸せでいっぱいになります。特に暑い季節にはかき氷バージョンがぴったりです。

先ほども言った通り、南門市場にはたくさんの店がありますが、この3軒はとくに「ここは絶対食べておきたい!」とよく名前が挙がるお店です。食べることが大好きなギャル曽根さんが目をつけたのも納得ですね!一食の価値ありです。
朝ごはんにぴったりのお店は?
朝からしっかり食べたいあなたにとって、南門市場はまさに「食の宝庫」と言えます。特にリニューアル後の市場内では、清潔で空調も効いており、朝ごはんスポットとしても穴場なんですよ。
まず注目したいのが、「上海合興糕糰店」。ここは、創業70年以上の老舗で、伝統的な中華菓子やマントウ(中華蒸しパン)を販売しています。おすすめは、ふわふわの「鬆糕(ソンガオ)」。もち米と砂糖、そして餡の優しい甘さが、朝の空腹をやさしく満たしてくれます。常温でも数日保存できますが、その場で熱々を食べるのがいちばんおいしいかも。
次に紹介したいのが、「南園食品店」の「湖州鮮肉粽(ちまき)」。豚肉オンリーのシンプルな内容ながら、旨みがぎゅっと詰まっていて、朝から元気が出る味です。蒸したてのちまきが手に入れば、2階の休憩スペースでそのままいただくのもアリです。軽めに食べたい方には、あんこ入りの甘いタイプもあります。
「ちょっとスープものが欲しいな」という人は、「南門魚丸店」もチェックしてみてください。ここでは、薄焼き卵で餡を包んだ「蛋餃(ダンジャオ)」が人気で、あたたかいスープと一緒に食べると、体がじんわり温まります。朝の冷えた体にちょうどいいんです。
先ほども少し触れましたが、南門市場にはフードコートもあります。ここでは豆花(トウファ)や台湾式ステーキ、インドカレー、ベトナムフォーまで多国籍な料理がそろっており、朝からちょっと贅沢な朝食を楽しみたい人にも向いています。
要するに、「朝から甘いもの」「がっつり肉系」「汁物で温まりたい」など、どんな気分にも応えてくれるのが南門市場のすごいところです。ホテルの朝食もいいですが、一度はローカル市場で朝ごはんを試してみるのも、旅の良い思い出になりますよ!
台北 南門市場のおすすめグルメ&美食ガイド

人気のちまき&上海点心の名店
台北の南門市場で「絶対に食べておくべき」と言われる名物、それがちまきと上海点心です。この2つを目当てに訪れる人も多いので、見逃せません。
まず、ちまきといえば「立家湖州粽」。このお店は、台湾各地で数々の賞を受賞してきた実力派です。特徴は、細長い形の「湖州粽(フーゾウゾン)」と呼ばれるタイプ。日本でよく見る三角形とは違って、どこか高級感があります。中でも「湖州鮮肉粽」は、豚肉だけを包んだシンプルなちまきで、噛むたびにもち米にしみ込んだ肉のうまみが広がります。そしてうれしいのが、真空パック対応。おみやげ用にもぴったりです。
甘いちまきが好きな人には「湖州豆沙粽」がおすすめ。なめらかなあんこが中にぎっしり詰まっていて、お茶と一緒に食べたくなるやさしい味です。「素猴頭菇粽」というベジタリアン向けもちまきもあり、肉が苦手な方でも安心して楽しめます。
点心なら、「上海合興糕糰店(シャンハイハーシンガオトゥアンディエン)」をチェックしてみてください。こちらは創業70年以上の老舗で、蒸しパンやお餅、マントウといった中華伝統の味を今に伝える名店です。
店頭でひときわ目を引くのが「鬆糕(ソンガオ)」。もち米を蒸してふんわり仕上げた蒸し菓子で、見た目もかわいらしいです。外皮と中の餡を好きな組み合わせで選べるのがうれしいポイント。朝食にも、おやつにもぴったりな一品ですよ。
そして、「千層饅頭」も見逃せません。これはまるでマントウのミルフィーユ! 甘すぎず、何層にも重ねられた味が楽しめると評判です。
ちまきと点心、それぞれの専門店が軒を連ねる南門市場だからこそ、このレベルの味に出会えるんです。空腹のまま行くと、つい買いすぎてしまうかもしれませんね!
お土産に最適なドライフルーツ店

台湾旅行のお土産で困ったら、「ドライフルーツ」がかなりおすすめです。理由はシンプル。軽くてかさばらず、賞味期限も長く、しかも美味しいからです!
南門市場でドライフルーツといえば、「大連食品行」が有名です。ここは老舗の乾物専門店で、マンゴーやパイナップル、グァバ、プチトマトなど、種類がとにかく豊富。どれを選んでも外れなし!と言われるほど人気があります。
特に注目されているのが、無糖の愛文マンゴー。砂糖を使っていないのに、驚くほど濃厚な甘さと香り。これぞ本物の果物の味という感じで、試食したら思わず買いたくなっちゃいます。お子さんにも安心して食べさせられるのがいいですね。

店内にはナッツ類もずらりと並んでいて、「黒金剛(ヘイジンガン)」という黒ピーナッツや、ピリ辛の「椒麻花生」などもあります。これらもお酒のつまみにぴったりで、大人へのお土産にぴったりなんです。
そして、最近では花生酥(ピーナッツヌガー)も人気急上昇中。台湾の離島・澎湖の名物で、口の中でホロっと崩れるやさしい甘さがクセになります。ここでは2種類のブランドを扱っていて、どちらも試食OKという太っ腹なお店です。
もちろん、商品ラベルには日本語表記がない場合もありますが、店員さんは日本語が少し話せることも。気軽に質問できるので、言葉の不安はあまり感じないはずです。
旅の終わりに、「あっ、あれ買っておけばよかった…」とならないために、ドライフルーツは早めにチェックしておくのがおすすめですよ!お土産選びって、意外と時間かかるんです…ほんとに。
フードコートで味わえる絶品グルメ
南門市場の2階には、広々としたフードコートがあります。単なる「市場の休憩所」とは思えないほど、清潔感があり、しっかりした食事ができる場所です。しかも、台湾料理だけでなく、インドカレーやベトナムのフォーなど、多国籍な料理が揃っているのが特徴です。
そんな中でも、特に話題になるのが「合歓刀削麵」というお店。
ここは台湾でも有名で、オープン前から列ができることも珍しくない人気店です。
看板メニューの「番茄煮牛肉麵」は、トマトと牛肉の旨みがぎゅっと詰まったスープに、もちっとした刀削麺がよく絡みます。
見た目はシンプルだけど、食べてみるとびっくりするほどコクがあって、クセになりますよ!
一方で、「あっさりしたものが食べたい」と思ったときには、「傳統豆花」がおすすめです。
こちらでは、台湾の定番スイーツ「豆花(トウファ)」が楽しめます。やわらかい豆腐プリンに、もちもちの芋団子と黒糖シロップをかけた一品で、暑い日にもぴったり。冷たいバージョンと温かいバージョンが選べるのも嬉しいポイントです。
席数も多く、窓際には街を眺められる休憩スペースもあります。買い物でちょっと疲れたときに、ここでひと息つくのもアリです。市場の中で、こんな快適に食事できる場所があるって、ちょっと驚きますよね!
市場で買える人気のお惣菜は?

南門市場といえば、乾物や点心だけでなく「お惣菜」の宝庫としても知られています。中でも、「地元の人が家庭用に買っていくおかず」が充実しているのが特徴です。
つまり、観光客だけでなく、地元の台北っ子たちからも本気で愛されているってことなんです。
まず名前を挙げたいのは、「億長御坊」という老舗の惣菜店。ここは70年以上続く名店で、ちまきや煮物、野菜のおかずなど、まるで高級レストランで出てくるような料理がずらりと並んでいます。
すべて対面販売なので、スタッフに欲しい量を伝えて買うスタイルです。
特に人気があるのが「雪菜百頁(シュエツァイバイイエ)」という、薄切り豆腐と漬け野菜を和えたあっさり系のおかず。
さっぱりしていて、油っこい料理の合間にちょうどいい存在なんですよ。そしてもう一つの定番、「青椒灌肉(チンジャオグァンロウ)」は、ピーマンの中にお肉をぎゅっと詰めたおかず。
冷めても美味しく、お弁当のおかずにもぴったりです。
「先ほども言った通り」、フードコートでその場で食べるのもアリですが、持ち帰ってホテルの部屋でゆっくり味わうのもおすすめです。
電子レンジがあるホテルなら、あたためて食べるだけで、ちょっとした贅沢気分になります。
お惣菜コーナーは見た目にも華やかで、ついあれもこれもと手が伸びてしまいます。でも、それでいいんです。いろんな種類を少しずつ食べるのが、台湾流の楽しみ方ですからね!
台北 南門市場の魅力を知るための総まとめ
| ジャンル | ポイント |
|---|---|
| アクセス | MRT中正紀念堂駅2番出口すぐの好立地 |
| 赤ライン・緑ラインが乗り入れており観光にも便利 | |
| 萬大線開通予定で将来的にさらにアクセス向上 | |
| バスやタクシーでもアクセスしやすい立地 | |
| 基本情報 | 営業時間は7時〜19時で朝から利用可能 |
| 月曜が定休日なので旅行日程に注意が必要 | |
| 人気商品は午後に売り切れることがある | |
| 施設・雰囲気 | 建物全体がガラス張りで開放感のあるデザイン |
| バリアフリー設計で高齢者や家族連れにも優しい | |
| 冷房完備で快適な買い物環境が整っている | |
| グルメ | 合歓刀削麵の牛肉麺は行列ができる人気店 |
| 上海合興糕糰店の鬆糕は朝食にもおやつにも最適 | |
| 億長御坊の惣菜は地元民にも定評のある味 | |
| 大連食品行の無糖ドライマンゴーはお土産にも人気 |
筆者の考察
南門市場は観光地としても十分魅力的ですが、実は地元の人の生活感を味わえる貴重なスポットでもあります。
市場で働く人々や買い物をする地元の人と少しでも交流すると、ガイドブックには載っていないリアルな台北の日常に触れられますよ。
ぜひお店の人や隣で買い物をしている人にも積極的に話しかけて、台北の人情あふれる空気を感じてみてくださいね。
市場の魅力は、食べ物や商品だけではなく、人とのふれあいにもあると思います。








