2025年の終わりから2026年の始まりという記念すべき瞬間を、台北で過ごす計画を立てているなんて、本当に素敵ですね!想像するだけでワクワクしてきませんか?
台北の年末年始といえば、世界中のニュースで放映されるあの「台北101」のカウントダウン花火が何と言っても主役です。
超高層ビルから豪快に噴き出す花火を一度は生で見てみたい、そう思って航空券を取った方も多いのではないでしょうか。
でも、いざ準備を始めてみると、ガイドブックには載っていないような細かい疑問や不安が次々と湧いてくるものなんです。「沖縄より南だから暖かいはずだよね?」と思って薄着で行って後悔したり、「お正月だからお店は全部休みかも…」と食事の心配をしたり。
私自身も初めての台湾越年旅行では、現地の湿度による寒さに震えたり、帰りの電車の大混雑に巻き込まれたりと、いろいろな失敗を経験しました。
特に今年は、野球の国際大会「プレミア12」で台湾代表が優勝した直後の年末年始ということもあり、現地は例年以上の凄まじい盛り上がりと混雑が予想されます。
そこで今回は、そんな私の実体験と最新の現地情報を踏まえて、皆さんが「知らなくて困った!」とならないための完全ガイドをまとめました。
天気や服装のリアルなアドバイスから、人混みを賢く回避する裏ワザ、そして2026年の元旦を最高に楽しむためのプランまで、台北の年末年始を120%楽しむための情報を余すことなくお伝えします。
- 台北の冬特有の「湿気のある寒さ」に負けない、具体的で失敗しない服装の組み合わせ
- 旅行者が最も混乱しやすい「新暦の年末年始」と「旧正月(春節)」の決定的な違い
- 煙に邪魔されずに台北101花火をクリアに見るための、風向きを考慮した穴場スポット戦略
- カウントダウン後の深夜移動や元旦の観光など、混雑を避けてスムーズに行動するための秘訣
台北の年末年始旅行で知るべき天気と服装
台北旅行を最高のものにするために、まず最初にクリアしておきたいのが「気候」と「服装」の問題です。ここを甘く見ると、寒さで観光どころではなくなってしまったり、逆に暑すぎて荷物が邪魔になったりと、旅の質が大きく下がってしまいます。現地のリアルな冬の様子を、私の体感も含めて詳しく解説していきますね。
12月と1月の台北の天気と気温

多くの日本人が抱く「台湾=常夏の南国」というイメージ、この時期だけは一旦忘れてください(笑)。12月から1月にかけての台北は、しっかりと「冬」の顔を見せます。気象データを見ると、平均気温は16℃から18℃程度、最低気温も13℃から15℃くらいと、数字だけ見れば「日本の10月下旬や11月上旬くらいの秋の気候かな?」と思われるかもしれません。
しかし、ここに台北特有の罠があります。それが「湿冷(Shileng)」と呼ばれる現象です。台北は盆地地形であるため、冬場は冷たく湿った空気が街に溜まりやすいんです。湿度が常に70%〜80%を超えるような環境では、空気中の水分が体温をどんどん奪っていくため、体感温度は実際の気温よりも3℃から5℃、風が強い日にはもっと低く感じられます。地元の人たちがダウンジャケットを着込んでマフラーをぐるぐる巻きにしているのを見て、「大げさだなあ」なんて思っていると、夕方以降に骨まで染みるような底冷えに襲われて後悔することになります。
また、この時期は大陸からの北東季節風(Monsoon)の影響をモロに受けるため、天気が崩れやすいのも特徴です。「台北の冬は雨」と言われるほど、鉛色の曇り空が続いたり、細かい霧雨が一日中降ったりすることがよくあります。
特に九份や十分といった山沿いの人気観光地に行く予定がある方は、市内よりもさらに気温が低く、雨の確率もグンと上がることを覚悟しておきましょう。
私が以前1月の九份に行ったときは、横殴りの雨と風で傘が役に立たず、レインコートを着ていても震えるほどでした。2025-2026年の冬も、折りたたみ傘と雨に強い靴は必須アイテムになると考えて間違いありません。
なお、台北の天気は非常に変わりやすいため、出発直前には必ず現地の公的な気象情報を確認することをおすすめします。以下の公式サイトでは日本語で週間予報が確認できます。
気候のポイント
日中に晴れ間が出れば25℃近くまで上がって汗ばむこともありますが、日が沈むと一気に冷え込みます。この「寒暖差」と「湿度による冷え」のダブルパンチに備えることが、体調管理の鍵になります。
冬の台北観光におすすめの服装
では、そんな気まぐれで湿度の高い台北の冬には、具体的にどんな服を着ていけばいいのでしょうか?私が長年の経験からたどり着いた答えは、「防水アウター」+「温度調整しやすい中間着」+「ヒートテック等の機能性インナー」の組み合わせです。
まずアウターですが、ウールのおしゃれなコートやモコモコのダウンジャケットは、実はあまりおすすめしません。雨が多いため、濡れると重くなりますし、湿気を含んでなかなか乾かないからです。
それよりも、ゴアテックスなどの防水・防風素材を使ったマウンテンパーカーやシェルジャケットが最強です。これらは風をシャットアウトしてくれるので、薄手に見えても保温性は高いですし、何より急な雨にも対応できます。
もし寒さが心配なら、その下にユニクロのウルトラライトダウンのような、コンパクトになるインナーダウンを忍ばせるのが正解です。これなら、屋内に入って暑くなったときにサッと脱いで鞄にしまえます。
トップスには、脱ぎ着が簡単なカーディガン、ジップアップのパーカー、フリースなどが便利です。台北のMRT(地下鉄)やデパート、レストランの中は、冬でも冷房(除湿運転)が入っていることがあり、外よりも寒いことすらあります。
逆に、人の多い場所では熱気で暑くなることも。タートルネックのセーターなどは一度着ると温度調整ができないので、首元はマフラーやストールで温め、暑くなったら外せるようにしておくのが賢い旅人の知恵です。
そして足元。ここも重要です。台北の歩道は騎楼(アーケード)になっていて雨に濡れにくい場所も多いですが、床がタイル張りで雨の日は非常に滑りやすくなります。九份などの階段が多い場所へ行くならなおさら、ヒールや底がツルツルの革靴は危険です。
防水加工が施されたスニーカーや、グリップ力のしっかりしたブーツを選んでください。キャンバス地のスニーカーだと、水たまりを踏んだ瞬間に中まで浸水して、冷たい足で一日過ごす羽目になりますよ(経験者は語る…)。
私の服装パッキングリスト
- アウター: 防水マウンテンパーカー(必須!)
- 中間着: ウルトラライトダウンベスト、前開きのフリース
- トップス: 長袖Tシャツ、薄手のニット
- ボトムス: 乾きやすい素材のパンツ(デニムは濡れると乾かないので注意)
- 小物: ストール、折りたたみ傘(強風対応)、予備の靴下
注意したい旧正月と年末年始の違い
ここが日本人旅行者が最も混乱しやすく、かつ旅行の成否を分ける重要なポイントです。「年末年始に台湾に行くんだけど、お店ってやってるの?」という質問をよく受けますが、その答えは「新暦の年末年始(12/31〜1/1)なら大丈夫、でも旧正月(春節)は要注意」となります。
台湾をはじめとする中華圏では、伝統的な行事や祝日は「旧暦(太陰太陽暦)」に基づいて行われます。そのため、私たちが普段お祝いする1月1日の「お正月」は、台湾では「元旦」として祝日にはなりますが、あくまでカレンダー上の一つの区切りに過ぎません。
1月1日だけがお休みで、1月2日からは通常通りの平日業務がスタートします。学校も会社も普通に始まります。
一方で、本当の意味での「お正月休み」となるのが「春節(旧正月)」です。この期間(通常1月下旬〜2月中旬のどこか)は、行政機関から個人商店までが一斉に長期休暇に入り、台北市内は帰省ラッシュで人が消え、ゴーストタウンのように静まり返ります。
「せっかく行ったのにお目当ての店が全部閉まっていた」という悲劇が起きるのは、この春節の時期なんです。
では、2025年〜2026年の場合はどうでしょうか?ここが朗報です!2026年の春節は2月中旬(2月17日が春節)とかなり遅い時期になります。
つまり、今回の年末年始(2025年末〜2026年始)に旅行する皆さんは、旧正月の影響を全く受けずに旅行を楽しめるということです。街はカウントダウンのお祭りムードで賑わっていますし、お店もバリバリ営業しています。
「お店が開いていないかも」という心配は、この時期に関してはほぼ無用だと言っていいでしょう。
| 比較項目 | 新暦年末年始(今回の旅行) | 春節(旧正月) |
|---|---|---|
| 日程 | 2025/12/31〜2026/1/1 | 2026/2/16(大晦日)〜2/22頃 |
| 街の雰囲気 | 若者が繰り出し、イベントで大盛り上がり | 市民が帰省し、静まり返る |
| 店舗営業 | 百貨店・飲食店は通常営業(書き入れ時) | 個人店・市場・一部チェーン店が完全休業 |
| 旅行難易度 | 低い(食事や買い物に困らない) | 高い(食事場所の確保が困難) |
年末年始のお店やレストランの営業

「お店はやっている」とお伝えしましたが、具体的にどの程度営業しているのか、人気スポットの状況を深掘りしてみましょう。
まず、旅行者の強い味方である「百貨店(新光三越、SOGO、微風など)」や「ショッピングモール」は、12月31日も1月1日も通常営業しています。むしろ、年末年始のセールや福袋の販売などで普段以上に活気があります。
台湾観光のハイライトである「夜市」も同様です。士林夜市、饒河街観光夜市、寧夏夜市などの主要な観光夜市は、基本的に「年中無休」です。
元旦から熱々の胡椒餅を頬張ったり、タピオカミルクティーを飲んだりすることは全く問題ありません。ただし、地元の人も繰り出すため、人気店にはとんでもない行列ができることは覚悟してください。
気になるのは、個人経営の人気レストランやカフェですよね。例えば、小籠包の世界的な名店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」ですが、過去の例を見ると、旧正月の時期(除夕や初一)は休業しますが、新暦の1月1日は通常営業しているケースがほとんどです。
ただし、待ち時間は尋常ではありません。本店や101店では120分〜180分待ちになることもザラです。アプリを使って整理券を取るなど、事前の作戦が必要です。
一方で、市場(伝統市場)の中にある小さな食堂や、家族経営のローカルな麺屋さんは、店主の判断で1月1日を休みにすることもあります。
「絶対にここに行きたい!」というお店がある場合は、Googleマップの最新情報やお店のFacebookページ(台湾のお店はFacebookでの情報発信が活発です)を直前にチェックするのが確実です。
豆知識:コンビニやスーパーは?
セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニ、カルフール(家楽福)や全聯(PX Mart)といったスーパーマーケットも、24時間営業を含めて通常通り開いています。お土産の調達や、夜食のカップラーメンを買うのに困ることはまずありませんよ。
年末年始のホテル価格と予約時期
台北の年末年始旅行で最も頭を悩ませるのが「ホテル代」です。はっきり言いますが、この時期の宿泊費、特に12月31日の価格はクレイジーです(笑)。
台北101の花火が見える信義区エリアのホテル(W台北、グランドハイアットなど)は、通常期の3倍から5倍、一泊で数十万円になることも珍しくありません。しかも、「12月31日を含む予約は最低2泊から」という厳しい条件(ミニマムステイ)を設けているホテルが多いんです。
「そんな高いホテルには泊まれない…」という方も安心してください。狙い目は「花火が見えないエリア」です。みんなが101周辺に殺到するため、MRTで数駅離れた「中山エリア」、「台北駅周辺」、あるいは「西門町」などは、価格の上昇幅が比較的穏やかです。これらのエリアは飲食店も多く、MRTでの移動も便利なので、観光の拠点としてはむしろ優秀です。
また、面白い現象として、1月1日の宿泊料金はガクンと下がることが挙げられます。日本ではお正月三が日は特別料金ですが、台湾では1月2日が平日扱いになるため、1月1日のチェックイン分からは通常料金に戻るホテルが多いのです。
ですので、「12月31日だけは少し離れた安いホテルやゲストハウスで我慢して、1月1日からは良いホテルに移動する」というホッピング作戦も、費用を抑える賢いテクニックです。
予約のタイミングですが、12月に入ってから探すと、条件の良い部屋はほぼ埋まっています。もし今から予約するなら、キャンセルが出た部屋をこまめにチェックするか、比較サイトで粘り強く探すしかありません。
「台北駅」の裏手にあるビジネスホテルや、「松山駅」周辺などは穴場が見つかる可能性があるので、諦めずに探してみてくださいね。
台北の年末年始を満喫する花火とイベント
ここからは、旅のメインイベントである「台北101カウントダウン花火」を攻略するための情報です。
ただ行けば見られると思っていると、人の頭しか見えなかったり、煙で真っ白だったりと痛い目を見ます。最高の瞬間を迎えるための戦略を立てましょう。
台北101花火が見える穴場スポット

台北101の花火鑑賞において、最も重要な要素は「場所」ではなく「風向き」です。これを理解していないと失敗します。台北の冬は、基本的に「北東」からの風が吹いています。
つまり、101の「南西側」にいると、花火の煙が全て自分の方に流れてきて、美しい花火が煙幕に隠れてしまうのです。地元ではこれを「煙火(花火)」ならぬ「煙霧(スモーク)」鑑賞と皮肉ったりします。
ですので、ポジション取りの絶対ルールは「101の北側、もしくは東側」を確保すること。ガイドブックによく載っている「四四南村」は、101の南西にあるため、風向き的には最悪のスポットになる可能性が高いです。雰囲気は良いのですが、花火をクリアに見たいなら避けるべきでしょう。
では、どこが良いのか。私のおすすめスポットをいくつか挙げます。
- 彩虹河濱公園(レインボーリバーサイドパーク): 市内中心部から北へ少し離れた基隆河沿いの公園です。101までの距離はありますが、遮るものがなく、風上からクリアに全体像が見えます。川面に映る花火も綺麗ですし、中心部の殺人的な混雑に比べれば、かなりゆったりと鑑賞できます。
- 象山(北星宝宮コース): 定番の象山ですが、メインの登山口は激混みです。少しマイナーな「北星宝宮」側から登るルートや、中腹にある撮影スポットなら、比較的スペースを見つけやすいです。ただし、暗い山道なので懐中電灯と歩きやすい靴は必須です。
- 南京三民駅周辺〜国父紀念館の北側: 101の北側に位置するストリートエリアです。ビルの隙間からにはなりますが、迫力ある花火が見えます。花火終了後に、そのまま北へ抜けて松山エリアへ脱出しやすいのもメリットです。
「国父紀念館」の広場も定番ですが、風向きによっては煙の影響を受けるギリギリのラインです。また、とんでもなく混雑するので、トイレなどは事前に済ませておく必要があります。
カウントダウンイベントの見どころ
花火の前に開催される「臺北最High新年城(Taipei New Year’s Eve Party)」は、市政府前広場で行われる超大型の無料ライブです。毎年、台湾のトップアーティストや海外からのゲスト(K-POPアイドルなど)が登場し、会場はフェスのような熱気に包まれます。
2025年末のイベントでは、WBSCプレミア12での台湾代表優勝を祝した特別な演出や、「Team Taiwan」をテーマにしたコーナーが設けられると噂されています。
台湾の人たちの野球熱は凄まじいので、選手が登場したりすれば会場のボルテージは最高潮に達するでしょう。一体感を感じたいなら、このメイン会場付近に行くのが一番です。
ただし、メイン会場エリアは夕方19時頃には交通規制が敷かれ、人の波で身動きが取れなくなります。「トイレに行ったら二度と元の場所に戻れない」と言われるレベルです。
もしライブに参加するなら、水分の摂取を控えめにする、貴重品は肌身離さず持つなど、フェスに参加するような覚悟で挑んでください。花火が見られれば十分という方は、無理にこの激戦区(市政府前)に近づかないのが、快適に過ごすコツです。
混雑を避ける交通手段とMRT情報
イベントが終わった直後、数十万人が一斉に帰路につくため、会場周辺の交通は麻痺します。タクシーやUberは交通規制エリアに入れないため捕まりませんし、バスも動けません。
頼みの綱はMRT(地下鉄)ですが、最寄りの「市政府駅」と「台北101/世貿駅」は、ホームへの入場規制がかかり、駅に入るだけで長蛇の列に並ぶことになります。
しかし、絶望することはありません。台北MRTは優秀で、大晦日の朝6時から元旦の24時まで、約42時間連続でノンストップ運行を行っています。終電を気にする必要はないのです。
私が実践している最強の「脱出術」は、「混雑している駅から離れる方向に歩く」ことです。具体的には、市政府駅から一つ隣の「永春駅」や、さらにその先の「後山埤駅」、あるいは北側の「南京三民駅」まで、30分ほど歩いてしまいます。みんな中心部の駅に殺到するので、少し離れるだけで驚くほどスムーズに乗車できるんです。夜風に当たりながら、興奮冷めやらぬ街を散歩するのも悪くありませんよ。
帰宅時のポイント
- 最寄り駅(市政府、台北101)は使わない。
- 一駅か二駅分、人の流れと逆方向へ歩く。
- Googleマップで事前に徒歩ルートを確認しておく。
- MRTのICカード(悠遊カード)には多めにチャージしておく(券売機も混むため)。
元旦の観光や過ごし方のおすすめ

激動のカウントダウンを終え、2026年の元旦をどう過ごすか。台湾らしいお正月を感じられるプランをご紹介します。
まずは「初詣」です。台湾の人たちも初詣(拝拝・バイバイ)を大切にします。有名な「龍山寺(ロンシャンスー)」や「行天宮(シンティエンゴン)」は、早朝から多くの参拝客で賑わいます。
線香の煙が立ち込める中で、地元の人に混じって手を合わせ、赤い三日月型の木片(ポエ)を投げておみくじを引いてみましょう。2026年の運勢を占う、素晴らしい体験になります。
もし体力に自信があって早起き(というか徹夜?)できるなら、総統府前広場で行われる「国旗掲揚式」に参加するのもおすすめです。早朝5時〜6時頃に行われ、軍楽隊の演奏や儀仗隊のパフォーマンスが見られます。
予約不要で誰でも参加でき、参加者には記念品が配られることもあります。厳粛な雰囲気で迎える新年は、一生の思い出になるはずです。
日中は、通常営業している観光スポットへ。「國立故宮博物院」は年中無休なので、元旦から白菜(翠玉白菜)や角煮(肉形石)の秘宝を拝めます。また、「台北101展望台」に登って、上空から台北の街を見下ろすのも良いですね。
ただし、どちらも非常に混雑するので、チケットは必ず事前にWeb予約(KKdayやKlookなど)をしておくことを強く推奨します。
初日の出データ(出典:交通部中央気象署)
台北周辺の日の出時刻は例年6:40頃です。象山などの山の上や、基隆の海岸線が人気の日の出スポットですが、天気が悪い(曇りや雨)確率も高いので、見られたらラッキーくらいの気持ちでいるのが良いでしょう。
2026年台北の年末年始ガイドまとめ
長くなりましたが、台北の年末年始旅行のイメージは掴めましたでしょうか?
2026年を迎える台北は、WBSC優勝の熱気と伝統的なお祭りの雰囲気が融合した、特別なエネルギーに満ち溢れているはずです。
天候面での「湿気と寒さ」への対策、そして花火鑑賞時の「風向きと場所選び」。この2点さえしっかり押さえておけば、あとは現地のエネルギッシュな空気に身を任せるだけで、きっと素晴らしい体験が待っています。
お店は開いていますし、交通機関も24時間体制であなたをサポートしてくれます。言葉が通じなくても、台湾の人たちは親切で温かいです。
ぜひ万全の準備をして、思い出に残る最高の年越しを台北で迎えてきてくださいね!
それでは、良いお年を(新年快樂)!
台北の年末年始、もちろん101の花火は圧巻ですが、私が何より皆さんにお伝えしたいのは、その場に流れる「熱気」と「優しさ」です。
カウントダウンの瞬間、見ず知らずの隣の人と「新年快樂(シンニェンクァイルー)!」と笑顔で言い合える、あの温かい一体感は台湾ならではの体験だと感じます。
正直なところ、どんなに準備しても予想外の雨や人混みで疲れてしまう瞬間はあると思います。でも、どうか焦らないでください。予定通りにいかないハプニングさえも、後になれば笑い話になる「旅の醍醐味」です。
完璧なスケジュールをこなすことよりも、その場の喧騒や混沌としたエネルギーを肌で感じることこそが、新しい年を力強くスタートさせる一番のパワーになるはずですよ。
ぜひ、全身で台湾を楽しんできてくださいね。
【Q&A】台北の年末年始旅行によくある質問(FAQ)
最後に、準備を進める中でふと浮かんでくる「細かいけれど、すごく重要な疑問」について、Q&A形式でまとめてお答えします。私自身が過去に現地で困って調べたことばかりなので、きっと役立つはずです。
Q. 年末年始の両替はどこでするのが一番良いですか?
これは非常に重要なポイントです。結論から言うと、「空港に到着した時点ですべて両替してしまう」のが最も安全で確実です。
台湾の街中にある銀行は、カレンダー通り12月31日まで営業している場合もありますが、窓口が非常に混雑していたり、1月1日は祝日で完全に休業していたりと、アテにするのはリスクが高いです。郵便局なども同様にお休みになります。
「市内の方がレートが良いのでは?」と思われるかもしれませんが、台湾の空港(桃園・松山)にある銀行窓口は手数料も一律(30元程度)で、レートも悪くありません。デパートやホテルでも両替は可能ですが、レートが非常に悪かったり、手数料が高かったりすることが多いです。貴重な旅行時間を両替所探しで無駄にしないためにも、到着ロビーに出たらすぐに現金を確保しておきましょう。
補足:
クレジットカード(キャッシング)はATMがあればいつでも利用可能です。コンビニのATMは24時間使えるので、現金が足りなくなった場合はカードを活用するのがスマートです。
Q. カウントダウン会場のトイレ事情はどうなっていますか?
正直にお伝えすると、過酷な状況を覚悟してください。市政府前広場などのメイン会場周辺には多数の仮設トイレ(流動厠所)が設置されますが、数十万人が集まるため、どこも長蛇の列です。「並び始めてから用を足すまで30分〜1時間かかる」なんてことも珍しくありません。
また、普段はトイレを貸してくれるコンビニやファストフード店も、この日ばかりは防犯や混雑防止のためにトイレを閉鎖したり、「使用禁止」の張り紙を出したりすることがあります。MRTの駅のトイレも大行列必至です。
対策としては、会場に向かう前にホテルや空いているデパートできっちり済ませておくこと。そして、会場では「利尿作用のある飲み物(ビール、コーヒー、お茶など)」を極力控えることです。水分補給は大切ですが、チビチビ飲むようにして調整してください。
Q. 帰りのタクシーやUberは本当に捕まりませんか?
はい、花火終了直後の1時間〜2時間は、会場周辺でタクシーを捕まえるのは「ほぼ不可能」だと考えてください。
まず、交通規制エリア内には車両が入ってこれません。規制エリアの外(境界線付近)まで歩いたとしても、そこにはタクシーを求める数千人のライバルたちがいます。流しのタクシーは争奪戦ですし、Uberなどの配車アプリを開いても「近くに車両がいません」と表示されるか、奇跡的に捕まっても到着まで何十分も待たされる上に、特別料金(ピークタイム料金)で通常の何倍もの価格になっています。
深夜2時頃になれば少し落ち着きますが、それまでは「自分の足」と「MRT」が最も信頼できる移動手段です。ヒールのある靴ではなく、歩きやすいスニーカーを強くおすすめしている理由はここにもあるんです。
Q. 人混みでのスリや治安について気をつけることは?
台湾は世界的に見ても非常に治安の良い場所ですが、さすがに数十万人が密着するようなカウントダウンの人混みでは、スリや置き引きのリスクが高まります。
特に注意したいのは、花火に見とれて空を見上げている瞬間や、写真を撮ろうと夢中になっている瞬間です。リュックサックは背中ではなく「前抱え」にするのが基本スタイル。ズボンの後ろポケットに財布やスマホを入れるのは絶対にNGです。
また、興奮した群衆の中では、将棋倒しなどの事故に巻き込まれるリスクもゼロではありません。あまりに密度が高く「苦しい」と感じるような場所には深入りせず、少し離れたスペースのある場所へ移動する勇気も持ってください。安全第一で楽しみましょう。
Q. 1月2日以降のお店や観光地の混雑具合はどうですか?
先ほどお話しした通り、台湾では1月2日からは「平日」に戻ります。ですので、観光地としての混雑は、1月1日に比べればかなり落ち着きます。
ただし、注意が必要なのは「通勤ラッシュ」です。地元の皆さんは通常通り出勤・通学するため、朝の8時〜9時頃や夕方の17時〜19時頃のMRTやバスは、通勤客で非常に混雑します。大きなスーツケースを持ってこの時間帯に移動するのは、周りの目も気になりますし大変です。
1月2日に帰国する場合などは、通勤ラッシュの時間帯を避けて早めに空港へ移動するか、お昼過ぎの空いている時間を狙って移動するスケジュールを組むのが賢明です。
Q. 冬の台北でも「蚊」の心配はありますか?
意外な盲点ですが、答えは「イエス」です。台北の冬はそれほど寒くなりきらない日もあり、湿度も高いため、蚊(特に小さくて黒い小黒蚊)が活動していることがあります。
屋外の寒い場所ではあまり見かけませんが、ホテルの中やMRTの車内、暖かいレストランの中などに潜んでいることがあります。刺されると日本のアカイエカ以上に猛烈に痒くなることがあるので、虫除けスプレーや痒み止め(ムヒなど)を念のためポーチに入れておくと安心です。備えあれば憂いなしですよ。








